タブレットが授業をどのように変えていくのか

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これまでの教育では主にペン、教科書や資料、書籍が使われてきました。

この3つのツールは今日でも使われていますが、技術が進歩していくことにより、その役割はすでに変わり始めています。

スマートボード、コンピューター、スマートフォン、タブレットは徐々に教室で使用されるようになり、すばらしいメリットをもたらしています。

その中でも、タブレットに焦点を当ててみましょう。

なぜ21世紀型のテクノロジーに関心のある先生にとってタブレットは重要なのでしょうか。

タブレットをこれまでの伝統的な教育ツールと置き換えて、普及、利用していくにはどうすれば良いのでしょうか。

 

先生のタブレット活用

ほとんどの人は、タブレットはエンターテイメントやコミュニケーションを楽しむソーシャルなツールとして親しんでいます。

もちろん、それらはタブレットの主な機能の1つです。では、教育で使うことができるのでしょうか?

テクノロジーに親しみのある先生は、タブレットを次のような幅広い教育活動を行うためのツールとして使っています:

  • 情報発信のプラットフォーム - 生徒はウィキやブログを書いたり、録音や録画機能を活用してアップロードしたり、SNSに投稿することができます
  • 録音や撮影 - タブレットには、生徒がオーディオ録音したり、ビデオを撮影したりできるアプリがあり、実験、レッスン、講義、その他の学校での録音や動画撮影に最適です。
  • 編集 - 生徒は、インストールしたアプリを利用してテキスト、写真、音声、動画を編集できます。 宿題やグループワークに最適です。
  • ネットブラウジング - タブレットではウェブ上にある教育用のサービスやウェブサイトにアクセスできるため、オンラインテストを実施したり、記事を読んだり、動画を見る機会を提供できます。
  • 宿題のツール - タブレットは、外出先で写真を撮ったり、課題をに記入したりすることができるツールとして役立ちます。

これらのメリットは、言い換えると、タブレットが教室の壁を越えた学習環境を提供できることを示しています。

 

他の先生や生徒はどのように感じているのでしょうか?

ベルギーのゲント大学の科学者たちによる最近の研究が、タブレットが今日のクラスの運営方法をどのように変えているのかを実証するのに最適な事例です。

教育や学習のためにタブレットを使用することへの影響に関して、先生と学生の認識を調査しました。

研究によると、先生を『革新的』と『伝統的』の2つのカテゴリーに分けられます。

研究内のインタビューの内容から教育における方針の違いをみつけることができました。

 

『伝統的』なタイプの先生 

『伝統的』なタイプの先生たちは、自分たちの役割は「以前と同じ」と考えています。革新的な意思は持たず、より自分の管理下でものごとをコントロールしていきたいと考えています。これが21世紀の教育者の方々のテクノロジーに関わっていく姿勢なのでしょうか。

 もちろん違うでしょう。

 

 伝統的なタイプの先生のクラスの生徒たちからのコメントはいくつかの洞察を与えてくれます。

 

例えば、生徒は昨年と比較して学習にあまり変化がないと思っていて、授業を少し古臭いものだと感じています。
このような先生は教育方法を革新していく意識が足りておらず、生徒たちの授業への参加も消極的な傾向があります。 

 

『革新的』なタイプの先生

研究の中で、興味深い発見がありました。

生徒を完全にコントロールしようとし、他の学習方法を活用しない伝統的な考え方の先生とは対照的に、『革新的』な考えを持つ先生は、生徒がより良いパフォーマンスを発揮し教育や学習を効果的にするツールとして、タブレットを認識しています。

さらに、自分を自身のコーチと認識し、教育に最新のものを取り入れていく必要があると感じ、言い聞かせ、行動しています。

 

生徒はどう思っているのでしょうか?

生徒たちは、革新的で面白い課題や様々な教育スタイルを持ってくる先生のことを「すごく新しい」と感じています。

研究の結果を見ると、生徒たちは革新的で面白みのある、そして課題の性質を高く評価しているため、タブレットで学習することを明らかに楽しんでいます。

 

研究からわかったポイント

  • 『先生』が学校でテクノロジーを導入していく際の成功の鍵です。
  • タブレットは、生徒とのやりとりを増やし、教育や課題のスタイルを多様化し、生徒にとって”学習のイメージ”を向上させる効果的な方法です。
  • 生徒は学校でテクノロジーを使うことに高い関心と期待を持っています。

 

タブレットを教育現場で活用していくためのステップ

タブレットによって得られるメリットを享受するために、教室で使えるようになりましょう。

以下のステップを参考にしてみてください:

タブレット自体を深掘りしてみる。

  • 生徒の大半はタブレットの操作方法などは知っているので、基本的な機能ではなく、いくつかの使い方のヒントや上級なテクニックを紹介しましょう。たとえば、Webサービスを使用して数学などの教科学習を学ぶ方法も教えることができます。また、プロのライターがテキストエディターをどんな風に使っているかなど、生徒が知らないタブレットの使い方を教えてあげましょう。

 

  • 生徒の方が詳しい場合は、人気のあるアプリをどんな風にクラスで使用することができるかディスカッションしてみることも良いでしょう。アイデアはどんどん出てくるはずなので、大きなホワイトボードを用意しましょう!

 

 いくつかのルール導入する。

  • 生徒の中には授業中にゲームをしたいと思う子もいるので、明確なルールを確立することが重要です。先生は、問題を未然に防ぐために、事前にルール設定をする必要があります。

 

 いくつかのアプリを選んで始める。

  • 世の中には無数のアプリケーションが存在するため、教育の目的に沿った、最適なものをいきなり選ぶことは難しいでしょう。先生は、最初にいくつか限定してアプリを選んでから、徐々により多くのアプリを使用していくことが良いでしょう。

■EdmodoCon Japan 2016で紹介された教育で使えるアプリやサイト10選

【動画】今日から使える!Edmodo中心にアプリ・サイト10選とオーガニックな授業設計 近畿大学附属高等学校 江藤由布先生 

 

まとめ

テクノロジーの活用は、良い教室、クラスを生み出す一つの方法です。

タブレットは、革新的な学習を提供する上で効果的なツールの1つで、上手く活用することで素晴らしいに効果を発揮します。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。タブレット導入を検討されている先生、すでに導入をしたが困っている先生にとってご参考になれば幸いです。

 

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